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伊豆稲取

東伊豆稲取エリアの観光を満喫する完全ガイド

/ 文:磯村 遥香

相模灘に面した東伊豆・稲取エリアは、温泉と海の幸、そして四季折々の景観が楽しめる伊豆半島東岸の魅力的な観光地です。都心からのアクセスも比較的良く、日帰りでも一泊でもたっぷり楽しめるのが特徴です。

個人的な経験では、稲取周辺は「知る人ぞ知る」落ち着いた雰囲気が残っており、混雑を避けながら伊豆らしさを味わいたい方にぴったりのエリアだと感じています。金目鯛の水揚げで知られる稲取漁港や、季節の花イベント、そして高台から望むオーシャンビューは、何度訪れても新鮮な感動があります。

この記事で学べること

  • 稲取名物の金目鯛は年間を通じて味わえ、旬は脂の乗る冬場が特におすすめ
  • 東伊豆の主要観光スポットは車なら1日で無理なく巡れる好立地
  • 冬から早春の「雛のつるし飾り」は稲取発祥の伝統文化として全国的に有名
  • 動物とのふれあいから絶景クルーズまで、大人も子どもも楽しめる多彩な体験が揃う
  • 温泉宿と海鮮グルメを組み合わせれば一泊二日で満足度の高い旅が実現できる

東伊豆・稲取エリアの魅力とアクセス

東伊豆エリアは、伊豆半島の東海岸に沿って熱海・伊東から下田方面へと続く一帯を指します。その中でも稲取は、温泉街と漁港が共存する独特の風情を持つ町です。

アクセスは、東京駅から特急「踊り子」やJR伊東線・伊豆急行線を利用すれば、伊豆稲取駅まで乗り換え含めておよそ2時間半程度です。車の場合は東名高速から小田原厚木道路、伊豆縦貫道を経由するルートが一般的です。

ゴールデンウィークや夏休みシーズンは海岸沿いの国道135号が混雑しやすいため、余裕を持ったスケジュールをお勧めします。

稲取エリアが選ばれる理由

約2.5h
都心からの目安時間

金目鯛
全国有数の水揚げ

温泉
良質な源泉が豊富

自然と動物とのふれあいを楽しむ

東伊豆・稲取エリアの魅力とアクセス - 東伊豆・稲取エリア観光ガイド
東伊豆・稲取エリアの魅力とアクセス – 東伊豆・稲取エリア観光ガイド

東伊豆の高台には、豊かな自然を活かしたレジャー施設が点在しています。特にファミリー層に人気なのが、動物たちとの距離が近いテーマパークです。

稲取エリアを代表する観光施設として知られる伊豆アニマルキングダムは、動物園・遊園地・スポーツが融合した複合レジャー施設です。相模灘を望む高台に位置し、絶景とともに動物たちとふれあえるのが最大の魅力です。

園内では、車で場内を巡りながら間近に動物を観察できるサファリのドライブスルー体験が人気です。ライオンやサイ、キリンといった大型動物を自分のペースで見られるのは貴重な体験だと感じます。

希少な動物たちも見どころのひとつです。神秘的な美しさを持つホワイトタイガーや、堂々とした佇まいのホワイトライオンは、写真映えするだけでなく、その生態を知ることで自然への理解も深まります。

また、社会性豊かなマントヒヒや、南米出身の愛らしいラマ、うさぎに似た姿のマーラなど、個性豊かな動物たちが揃っています。恐竜の世界を再現したエリアでは、パラサウロロフスをはじめとした迫力ある展示も楽しめます。

💡 実体験から学んだこと
以前、初夏の平日午前中に訪れたところ、比較的空いていて動物たちがのんびり過ごす様子をじっくり観察できました。高台は風が心地よく、海を背景にした動物たちの姿は忘れられない光景でした。開園直後を狙うのがおすすめです。

海の絶景とアクティビティ

自然と動物とのふれあいを楽しむ - 東伊豆・稲取エリア観光ガイド
自然と動物とのふれあいを楽しむ – 東伊豆・稲取エリア観光ガイド

東伊豆の魅力を語るうえで欠かせないのが、透明度の高い海と変化に富んだ海岸線です。海からの視点で楽しむアクティビティも豊富に揃っています。

船上から伊豆の海岸美を堪能できる伊豆クルーズの遊覧船は、陸からは見られない断崖や奇岩を間近に望める贅沢な体験です。潮風を感じながらの周遊は、旅の思い出をより特別なものにしてくれます。

南伊豆方面まで足を延ばせるなら、透明度で名高いヒリゾ浜もおすすめです。シュノーケリングスポットとして知られ、まるで水族館のような海中世界を楽しめます。

⚠️
海のレジャーの注意点。
遊覧船やヒリゾ浜への渡し船は天候・海況によって運休となる場合があります。訪れる前に必ず運航状況を確認しましょう。特に夏場のシュノーケリングでは、ライフジャケットの着用と無理のない範囲での遊泳を心がけてください。

稲取名物の金目鯛グルメと季節の風物詩

海の絶景とアクティビティ - 東伊豆・稲取エリア観光ガイド
海の絶景とアクティビティ – 東伊豆・稲取エリア観光ガイド

稲取といえば、なんといっても金目鯛です。稲取漁港は金目鯛の水揚げで全国的に有名で、地元では「稲取キンメ」としてブランド化されています。

脂がのった金目鯛は、煮付けはもちろん、刺身やしゃぶしゃぶでも絶品です。旬は身が締まる冬場ですが、地元の食堂や旅館では年間を通じて新鮮な金目鯛料理を味わえます。

また、稲取は「雛のつるし飾り」発祥の地としても知られています。江戸時代から伝わるこの風習は、女の子の健やかな成長を願って手作りの飾りを吊るすもので、毎年冬から春にかけて町全体が華やかな雰囲気に包まれます。

稲取の旅は、海の恵みと人の温もりを同時に味わえるのが魅力。金目鯛の一皿と、つるし飾りの彩りは、この土地ならではの体験です。

東伊豆エリアを何度も訪れた旅の実感より

下田方面へ足を延ばす歴史探訪

稲取から南へ車で30分ほど進むと、幕末の歴史舞台となった下田に到着します。時間に余裕があれば、東伊豆観光とあわせて訪れる価値があります。

下田は開国の歴史が色濃く残る港町で、下田の人気スポットとモデルコースを参考にすれば効率よく巡れます。ペリー来航にまつわる黒船来航と下田開国の物語を知ってから歩くと、街並みの見え方が大きく変わり、旅の深みが増します。

初めての方へのおすすめモデルプラン

初めて東伊豆・稲取を訪れる方には、以下のプランをおすすめします。

🏆 1日目 動物とのふれあい+温泉

午前中に伊豆アニマルキングダムでサファリや動物観察を満喫し、午後は稲取の温泉宿へチェックイン。夕食は名物の金目鯛料理を堪能しましょう。

🥈 2日目 海の絶景+歴史散策

朝は遊覧船クルーズで海岸美を楽しみ、午後は下田方面へ。開国の歴史に触れながら港町を散策すれば、充実の二日間になります。

よくある質問

東伊豆・稲取は車がないと観光できませんか

電車とバスでも主要スポットは巡れますが、施設間の移動効率を考えると車が便利です。伊豆急行線の各駅からバスやタクシーを併用すれば、車がなくても十分に楽しめます。

金目鯛はいつ食べるのが一番おいしいですか

旬は脂がのる11月から2月頃の冬場です。ただし稲取では年間を通じて新鮮な金目鯛が水揚げされるため、どの季節に訪れても美味しくいただけます。

子ども連れでも楽しめますか

はい、伊豆アニマルキングダムは動物とのふれあいや遊園地エリアがあり、ファミリーに最適です。海のアクティビティも年齢に応じて選べるため、幅広い世代で楽しめます。

宿泊費や予算の目安を教えてください

温泉旅館の一泊二食付きで一人あたり1万5千円から3万円程度が一般的です。金目鯛づくしの豪華プランを選ぶと予算は上がりますが、その価値は十分にあると感じます。

雛のつるし飾りはいつ見られますか

例年1月下旬から3月末頃まで、稲取温泉街を中心にイベントが開催されます。この時期は町全体が華やぐため、伝統文化に触れたい方には特におすすめのシーズンです。

まとめ

東伊豆・稲取エリアは、動物とのふれあい、海の絶景、温泉、そして金目鯛グルメと、多彩な魅力が凝縮された観光地です。都心からのアクセスも良く、日帰りから一泊二日まで柔軟に旅を組み立てられます。

まずは伊豆アニマルキングダムを起点に、季節や興味に合わせてスポットを組み合わせてみてください。訪れるたびに新しい発見がある、そんな懐の深いエリアです。次の休日の旅先候補に、ぜひ加えていただければと思います。

磯村 遥香

磯村 遥香いなとりっぷ編集部

「いなとりっぷ」編集長。静岡県賀茂郡東伊豆町・稲取の生まれ。大学卒業後、東京の出版社で旅行雑誌の編集者として10年以上、…

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